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海外客員教授招へい事業(2017年10月)


2017年10月 海外客員教授招へい事業

Dr. Steven R. Kayser名誉教授
カリフォルニア大学サンフランシスコ校薬学部

Steven R. Kayser名誉教授は、日本大学海外客員教授として2017年10月1日に来日され、3週間にわたり薬学部で計6回の講義をしてくださいました。先生は米国随一の薬科大学カルフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)の薬学部で長年教鞭をとって来られた方で、世界の薬学教育の最前線を走り続けた方と言って良く、また知日家です。
4年生のテーラーメイド薬物治療では、UCSF附属病院で自身の診察室(coagulation clinic)を長年担当されてきたご経験にもとづいて、抗凝固薬(ワルファリン)の投与設計における人種差の背景となる代謝酵素のファーマコゲノミックスの考え方と患者ケアの実際について話してくださいました。

Dr. Steven R. Kayser名誉教授

一連の講義を通して、米国の薬剤師は処方解析、患者の薬物治療の薬学的管理が主な仕事であり、病院に配置されている数の多さなどからも薬剤師に求められる役割が日米でやはり大きな差がある現実に気づかされた学生もいたようです。ポーツマス大学に夏期研修に行った学生からは、米国と英国の医療制度の違いなどに関する踏み込んだ質問も出されました。

Dr. Steven R. Kayser名誉教授

先生は今回4年生の実務事前実習も2日間にわたり見学され、模擬患者相手に頑張って実習している学生に話しかけて交流されていたのも印象的でした。また、本学薬用植物園の見学も楽しまれました。

Dr. Steven R. Kayser名誉教授

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