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教育・研究
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大学院博士課程3年の谷川寛明さん(薬剤学研究室)らの原著論文が European Journal of Pharmaceutical Sciences に掲載されました。


大学院博士課程3年の谷川寛明さん(薬剤学研究室)らが、「イオン液体化したエトドラクの経鼻投与後における脳移行性」に関する研究成果を学術雑誌 European Journal of Pharmaceutical Sciences に発表しました。

<研究の概要>
経鼻投与は、血液脳関門を回避し脳へ直接薬物を脳に送達することのできる投与方法です。本研究は,血液脳関門により脳移行が制限されるエトドラクから分子複合体で溶融塩のイオン液体を設計し、経鼻投与に適用したところ、エトドラクの鼻腔表面における溶解性と滞留性の向上により脳移行性が増加することを明らかにしました。このことより、経鼻投与した薬物の脳送達におけるイオン液体の有用性が示唆され、将来的には、血液脳関門非透過性薬物を脳へ効率的に送達する経鼻投与製剤の開発に寄与する研究として期待されます。

<論文名>
Application of ionic liquid to enhance the nose-to-brain delivery of etodolac

原文は以下のリンクを御覧ください。
https://doi.org/10.1016/j.ejps.2022.106290

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