グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



教育・研究
ホーム >  教育・研究 >  機能形態学研究室所属 木村専任講師らの研究成果がBiochemical and Biophysical Research Communications誌に掲載

機能形態学研究室所属 木村専任講師らの研究成果がBiochemical and Biophysical Research Communications誌に掲載


機能形態学研究室の木村元気専任講師および宮坂知宏教授らの研究グループが新規に確立した、喘息とCOPDのオーバーラップ (ACO) モデルマウスに関する研究成果がBiochemical and Biophysical Research Communications誌に掲載されました (3月25日)。
喘息は主にアレルゲン、COPDは主に喫煙と、それぞれ異なる原因で発症する呼吸器疾患です。一方、両者を併発した場合はACOと呼ばれ、それぞれの疾患の特徴を併せ持った複雑な病態を示します。ACOは既存の喘息やCOPD治療薬では十分な治療効果が得られないため、新たな治療薬が求められています。しかしながら、その複雑な病態を忠実に再現した疾患モデル動物が確立されておらず、病態解明が遅れていました。
当研究グループでは、これまでにタバコ主流煙やアレルゲンを用いた呼吸器疾患モデルマウスを確立してきました。そこで、これらのモデルマウス作製手法を応用し、アレルゲンであるパパインで作製した喘息モデルマウスにタバコ主流煙を曝露して、ACOモデルとしての可能性を検証しました。その結果、タバコ主流煙を曝露した喘息モデルマウスにおいて、喘息の特徴とCOPDの特徴を併せ持った気道炎症と気腫性病変が生じており、ACOモデルマウスとして有用であることを見出しました。
本研究成果は、これまで明らかになっていなかったACOの病態解明と、それに基づく新規治療薬開発の一助となることが期待されます。

本研究は、令和5年度日本大学薬学部研究奨励助成金 (研究代表者:木村元気)の支援により行われたものです。

<論文名>
Airway inflammation in a novel mouse model of asthma-COPD overlap induced by co-exposure to papain and tobacco smoke

原文は以下のリンクを御覧ください。
https://doi.org/10.1016/j.bbrc.2024.149831

  • 資料請求
  • デジタルパンフ
  • オープンキャンパス・入試イベント