「ナノキャリアを用いた経鼻製剤の神経障害性疼痛に対する治療効果に関する研究」の成果がPharmaceutics誌に掲載されました
本学部薬理学研究室の宮岸寛子准教授ら、薬剤学研究室の鈴木直人専任講師ら、および徳島大学大学院医歯薬学研究部(薬学域)の金沢貴憲教授らの研究グループが取り組んだ「ナノキャリアを用いた経鼻製剤の神経障害性疼痛に対する治療効果に関する研究」の成果が、Pharmaceutics誌に掲載されました(1月1日)。
神経障害性疼痛は、通常では痛みを引き起こさない程度の接触や圧迫などの軽微な刺激で痛みが慢性化する疾患です。わが国では数百万人の患者が存在すると推測されていますが、既存薬での治療効果は限定されており、新たな治療法の開発が待ち望まれています。
本研究では、神経障害性疼痛モデルマウスを用いて、本研究グループが開発した経鼻送達ナノキャリアと抗酸化物質N-アセチルシステイン(NAC)を組み合わせた経鼻製剤の治療効果を検証しました。その結果、NAC経鼻製剤が、末梢からの痛みの情報を伝える脊髄後角で生じるミクログリアの異常な発現増加を抑制することで、神経障害性疼痛を緩和する作用があることを見出しました。
本研究の成果は、本ナノキャリアを用いた薬物の経鼻投与が、神経障害性疼痛に対する新規治療薬の開発に繋がることが期待されます。
なお、本研究は、下記助成の支援により実施されたものです。
令和6年度日本大学薬学部研究推進助成金(研究代表者:宮岸寛子)
令和4-5年度日本大学学術研究助成金独創的・先駆的研究(研究代表者:小菅康弘)
<論文タイトル>
Therapeutic Efficacy of Intranasal N-Acetyl-L-Cysteine with Cell-Penetrating Peptide-Modified Polymer Micelles on Neuropathic Pain in Partial Sciatic Nerve Ligation Mice
詳細は以下のリンクを御覧ください。
https://doi.org/10.3390/pharmaceutics17010044
神経障害性疼痛は、通常では痛みを引き起こさない程度の接触や圧迫などの軽微な刺激で痛みが慢性化する疾患です。わが国では数百万人の患者が存在すると推測されていますが、既存薬での治療効果は限定されており、新たな治療法の開発が待ち望まれています。
本研究では、神経障害性疼痛モデルマウスを用いて、本研究グループが開発した経鼻送達ナノキャリアと抗酸化物質N-アセチルシステイン(NAC)を組み合わせた経鼻製剤の治療効果を検証しました。その結果、NAC経鼻製剤が、末梢からの痛みの情報を伝える脊髄後角で生じるミクログリアの異常な発現増加を抑制することで、神経障害性疼痛を緩和する作用があることを見出しました。
本研究の成果は、本ナノキャリアを用いた薬物の経鼻投与が、神経障害性疼痛に対する新規治療薬の開発に繋がることが期待されます。
なお、本研究は、下記助成の支援により実施されたものです。
令和6年度日本大学薬学部研究推進助成金(研究代表者:宮岸寛子)
令和4-5年度日本大学学術研究助成金独創的・先駆的研究(研究代表者:小菅康弘)
<論文タイトル>
Therapeutic Efficacy of Intranasal N-Acetyl-L-Cysteine with Cell-Penetrating Peptide-Modified Polymer Micelles on Neuropathic Pain in Partial Sciatic Nerve Ligation Mice
詳細は以下のリンクを御覧ください。
https://doi.org/10.3390/pharmaceutics17010044







