分子薬学研究センター
薬学研究所のプロジェクトである「分子薬学を基盤とする新規学際的研究と臨床応用」は、平成14年度から平成18年度まで私立大学学術研究高度化推進事業(*)の中の学術フロンティア推進事業に採択されました。その共同研究拠点として平成15年3月に完成したのが分子薬学研究センターです。延床面積1,063平方メートル、2階建ての研究センターは、 高性能の研究装置を備える8つの実験室をはじめ、P2実験室や細胞培養室を完備しています。
(*)私立大学学術研究高度化推進事業 文部科学省が、私立大学等における研究基盤の整備と研究機構の高度化を図るため、私立大学の先端的な研究を行うブロジェクトを、重点的かつ総合的に支援する事業です。「ハイテク・リサーチセンター整備事業」「学術フロンティア推進事業」「オープン・リサーチセンター整備事業」の3事業からなり、2007年度までに事業採択を行いました。日本大学では46の研究プロジェクトが採択され、優れた研究実績が評価されました。なお2008年度からは後継事業として「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」が始まりました。 |
主な設置機器
- ICP質量分析装置
- 電子スピン共鳴装置
- MEDシステム64CH
- 脳スライス標本パッチクランプ測定解析システム
- 高速自動細胞解析分取システム
- 走査電子顕微鏡
- ゼーター電位粒度分布計
- FT-NMR装置 ほか