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私の薦めるこの一冊


2024.11.27更新
図書館では、学生のみなさんに本に接する楽しさを知ってもらうために「図書館運営委員会からのこの一冊(私の薦めるこの一冊)」という企画を立ち上げ、2011年度から実施しています。今年度も,先生・職員の方から様々なジャンルの本を推薦していただきました。推薦文とともに2階カウンター前にて展示しますので、ぜひお立ち寄りください。貸出も可能です。

西圭史先生 薬剤師教育センター・図書館分館長

「抗生物質が効かない」 平松啓一 集英社
著者は、順天堂大学医学部細菌学教室の特認教授でした。黄色ブドウ球菌に対するβラクタム系抗菌薬とバンコマイシンの作用機序の違いやバンコマイシン耐性腸球菌とは何ぞや、についてかなり分かりやすく解説されています。微生物や抗菌薬が苦手な人に是非、読んでほしい良本です。

大場延浩先生 薬剤疫学研究室・図書館運営委員


「統計よりも重要なことを学ぶ」佐藤俊哉 朝倉書店
統計やそれに関連する知識についての理解が深まる。

中嶋順一先生 環境衛生学研究室

「いのちの使いかた」 聖路加国際病院理事長・名誉院長 日野原重明  小学館
この本には心を揺さぶる多くのメッセージが書かれていて、私もたくさんの励ましを感じてきました。この本を大切な日大薬学部の皆様に推薦します。ぜひ一度、ご一読ください。

田中融先生 生化学研究室・図書館運営委員


「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」 ジェイエル・コリンズ ダイヤモンド社
資産運用は現代の必須スキルとなってきました。投資の勉強をするにも何から始めたら良いか分からないと思いますが、本書は入門書として取り組みやすいと思います。

「ウォール街のランダム・ウォーカー : 株式投資の不滅の真理」 バートン・マルキール 日経BP 日本経済新聞出版
昔から読まれているインデックスファンド投資のバイブル的な書籍です。「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」を読み終えたら、こちらも読むと理解が深まると思います。

「量子革命 : アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突」 マンジット・クマール 新潮社
マックス・プランクに始まり、ニールス・ボーアやヴォルフガング・パウリ、ヴェルナー・ハイゼンベルク、エルヴィン・シュレーディンガーなど量子力学でおなじみの面々だけでなく、相対論で有名なアルベルト・アインシュタインも加わり、激しい議論を繰り返しながら量子力学を作り上げていく様子が詳しく描かれています。非常に臨場感があって、ついつい時間を忘れて読みふけってしまいます。また、それぞれの生い立ちなども詳細に書かれているので、天才たちの人間っぽさにも触れられて親近感が湧いてきます。

「脳のなかの幽霊」 V・S・ラマチャンドラン, サンドラ・ブレイクスリー 角川書店
脳に興味のある方にはとてもおすすめです。本書では脳に傷を負った患者さんの不思議な体験などをもとに脳の仕組みを解き明かして行きます。続編として「脳のなかの幽霊、ふたたび」と「脳のなかの天使」があって、こちらも大変おすすめです。

「RANGE(レンジ)知識の「幅」が最強の武器になる」 デイビッド・エプスタイン 日経BP
ある分野で一流になるには10000時間かかるという「10000時間の法則」というものがありますが、それはあくまでその分野においてのみ素晴らしい力を発揮できるという意味です。一方、イノベーションを起こすにはある分野とそれとは別の分野との融合が必要であり、単一の分野にとらわれることなく色々な経験をしていきましょうというのが本書の内容です。みなさんも薬学の知識にプラスアルファしてみてはどうでしょうか。

田沢恭子先生 英語1研究室・図書館運営委員

「LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界」 デビッド・A・シンクレア 、マシュー・D・ラプラント著、梶山 あゆみ訳 東洋経済新報社
人生100年時代と言われる今、ただ長生きするだけでなく老年期を健やかに暮らすことが重要な課題となっている。本書では老化は治療可能な病とされ、老化に立ち向かうための具体的な手立てが科学的な裏づけにもとづいて紹介される。自分や大切な人の明るい長寿の未来を展望させてくれる作品。

上島健太郎先生 薬剤師教育センター

「新・明解Python入門 第2版」柴田 望洋 SBクリエイティブ
コードも付随しているので、初心者がPythonを学ぶのには適していると思います。

「標準 ベイズ統計学」 ピーター・D・ホフ著 ; 入江薫, 菅澤翔之助, 橋本真太郎訳 朝倉書店
近年、目に耳にすることが多いベイズですが一定度は網羅できます。

「コンビニ人間」 村田沙耶香 文藝春秋社
あっという間に読めるし、変な感覚になる不思議な小説です。読み終わった後に爽快感ではない違和感は独特でした。

「十角館の殺人」 綾辻行人 講談社
小説ならではの表現とトリックは読んでいて良かったと思いました。

荒井健作 管財課課長補佐

「辺境・近境」 村上春樹 新潮文庫
実は著者の村上春樹は,ジャズバーの経営者を辞めて小説家デビューした初期に薬学部の近くの習志野台に住んでいた時期がありますので,学生の皆さんにとって思わぬ縁や親しみが沸くと思います。そんな村上春樹の旅行記です。円高のこの夏は,海外旅行よりもこの一冊で海外旅行気分に浸れるのではないでしょうか。訪れる場所は,アメリカのニューヨーク州,山口県のからす島,メキシコ,香川県,中国,モンゴルなどです。

加藤琢哉 学生課課長補佐

「萩殺人事件」 /内田康夫  光文社文庫
学祖「山田顕義」ゆかりの地である山口県萩市を舞台にした紀行ミステリー。
「顕義園」周辺の観光名所が多く登場します。同時刊行の「汚れちまった道」とのクロスオーバー作品です。

「汚れちまった道」 内田康夫 文藝春秋社
同時刊行の「萩殺人事件」とのクロスオーバー作品です。
名探偵 浅見光彦シリーズ

「鉱物女子のときめき生活 : キラキラ鉱物 (いし) に魅せられて」坪石さをり 日本文芸社
薬剤師をめざすみなさんの中にも、鉱物好きがいるはず・・・。
鉱物由来の生薬もあるんですよ。

「日々、努力。」篠山竜青 ベースボール・マガジン社
本学文理学部卒業生で、元日本代表キャプテン、川崎ブレイブサンダースでプレイしているバスケットマン、篠山竜青の自叙伝。日本大学在学中のエピソードもあります。
「千葉ジェッツふなばし」のホームタウンではありますが、校友の応援もお願いします。
校友会(桜薬会)事務室前にサイン入りのユニホームが飾られています。

齋藤卓也 図書館事務課長・図書館運営委員

「清少納言を求めて、フィンランドから京都へ」 ミア・カンキマキ 末延弘子訳  草思社
長期休暇制度を利用して「清少納言を研究するため」に来日したフィンランド人による旅のエッセイ,清少納言や枕草子に関する解説書ではありません。著者と清少納言に思いを馳せ,各地を旅するように読んでいただきたい。

「ツバキ文具店」 小川糸  幻冬舎
続編の「キラキラ共和国」や「椿の恋文」も読んで,小説の舞台となった鎌倉や伊豆大島を訪ね歩いてみてはいかがでしょうか。まずは「ツバキ文具店」から

「苦しかったときの話をしようか : ビジネスマンの父が我が子のために書きためた『働くことの本質』」 森岡毅  ダイヤモンド社
実際には「苦しかったときの話」を自分の子供に面と向かってできるものではない,話を聞く子供も煩わしいと思うものである。著者も「人は悩んだ分だけ成長する」ということをこの本を通して読者が気づき,成長してもらいたいと願っている。

「嫌われる勇気 : 自己啓発の源流「アドラー」の教え」 岸見一郎, 古賀史健  ダイヤモンド社
人は他人の期待する生き方をしてはいけないが,周囲の期待や見栄で将来を見失ってしまう。本書は「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し,対人関係の解決策を具体的に提案している。是非とも学生に読んでもらいたい自己啓発本である。

「歴史を変えた10の薬」 トーマス・ヘイガー  久保美代子訳  すばる舎
誰しも良く知る薬について,歴史的な背景から丁寧に解説している。昔からの伝承,困難な新薬開発,時代とともに有益と思われた薬が効果なしや有毒な薬品へ評価が変わったり,他の効果が発見されたり,それぞれの薬品の歴史や背景を俯瞰できる良書である。

神尾ひろ子 図書館事務課主任・図書館運営委員会幹事

「本当にあった医学論文」1巻~3巻 倉原優 中外医学社
最も短い医学論文を検索して思わず笑ってしまいました。興味を持った論文を検索して読んでみることも勉強の息抜きになると思います。

「「もう歩けない」からが始まり――自衛隊が教えてくれた「しんどい日常」を生きぬくコツ」 ぱやぱやくん 扶桑社
「今日はなんて空がきれいなんだ!」と5号館の窓から空を見上げたら,空から何かが降ってくるではありませんか!あれはパラシュート?のちに陸上自衛隊の第一空挺団と教えてもらいました。この本では,災害時のサバイバル術や日々の困難への対処についてのヒントがあります。私は特に「話を聞いていないヤツほどいい返事をする」が興味深ったです。

「誰でもできるのにほとんどの人がやっていない 科学の力で元気になる38のコツ」 堀田秀吾 アスコム
勉強ややるべきことの多い学生さんの気持ちを簡単にリフレッシュできるヒントがたくさん載っています。2号館で勉強して疲れた時は窓から空を見上げてください。良い気分転換になると思います。その理由を知りたい方は是非この本を手に取ってください。

「東京の懐かしくて新しい暮らし 365日」 中川よしこ, 中川マナブ 自由国民社
この本を読むと東京のまだまだ知らないところを発見して,足を運びたくなります。いつか新宿のレトロなカフェに行ってみたいです。

「黄金の60代」 郷ひろみ 幻冬舎
郷ひろみさんの若い頃の写真をみて,今とほとんど変わっていないです。芸能界で生き残るには理由があります。努力家の郷ひろみさんにきっと大学生の皆さんもびっくりすると思います!
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