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図書館運営委員からのこの一冊 2015年度


2015.12.3更新
図書館運営委員会では、学生のみなさんに本に接する楽しさを知ってもらうために「図書館運営委員会からのこの一冊」という企画を立ち上げ、2011年度から実施しています。今年度も運営委員の先生方から推薦のあった本について、「図書館運営委員会からのこの一冊」リスト2015年度版を作成しました。図書は2階カウンター前の「図書館運営委員会からのこの一冊」コーナーに並べましたので、是非手に取ってみてください。貸出も可能です。
※2016年12月以降、2階閲覧室 指定図書コーナーの左隣に移動しました。
下記PDFを参照のうえ、リスト番号を元にお探しください。不明な場合はカウンターまでお尋ねください。

PDFファイルをご覧になるためには、AdobeReader® が必要です。パソコンにインストールされていない方は右のアイコンをクリックしてダウンロードしてください。

本橋 重康 学部長

「科学は、どこまで進化しているか」池内了 祥伝社
現在までの科学と技術を分かり易く解説している科学入門書です。

「地球進化46億年の物語:「青い惑星」はいかにしてできたのか」ロバート・へイゼン 講談社
地球誕生から現在に至るまでの変遷と未来の地球の姿が科学的に解説されています。


鈴木 孝 学部次長

「女生徒」太宰治 角川書店
太宰治の短篇(女生徒を含む)をいくつか集めたものです。太宰の文章に触れてみてください。

「きりぎりす」太宰治 新潮社
太宰の短篇を集めたものです。この中の「皮膚と心」は何かの参考になるかも?

「光と影」渡辺淳一 文藝春秋
腕を切断したかしないかでその後の運命に違いが?

「白き旅立ち」渡辺淳一 新潮社
日本の最初の志願解剖はだれ?


木澤 靖夫 / 学生担当

「解剖実習室へようこそ」前田恵理子 医学書院
解剖学(機能形態学)を学ぶ学生に読んで欲しい1冊。人体解剖見学前にも。

「集中講義生理学 改訂2版」岡田隆夫編 メジカルレビュー社
薬を学ぶには人体の正常な機能の理解が必須です。本書を使って苦手意識を解消してください。


鳥飼 廣志 事務局長

「鬼平犯科帳」池波正太郎 文藝春秋
人情の深さ。情報活用術。理想の上司像。

「十字路が見える」北方謙三 新潮社
著者の自伝的エッセイ。「岐路に立たされたらどちらの道を選びますか?」

「腸を元気にするレシピ109」魚柄仁之助 飛鳥新社
健康的食生活のために、男も台所に立つべき、立ちましょう。


相良 浩三 事務局次長

「火花」又吉直樹 文藝春秋
誰もが知っている芥川賞受賞作品。今が旬の作品なので!

「恋する創薬研究室 片思い、ウイルス、ときどき密室」喜多喜久 幻冬舎
大学の研究室を舞台としたラブコメ×理系ミステリー。「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞した、某製薬会社の研究員として勤めている作家さんが書いています。


須永 登 事務長

「おとなの教養 : 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?」池上彰 NHK出版
「現代の自由七科」を基礎からわかりやすく解説しており、文系理系を問わず体系的に基礎知識が整理・確認できる本。読んで損はない一冊。

「三等重役」源氏鶏太 新潮社
気軽に読める本。かなり昔に読んだ本であったが、最近懐かしく読み返した本。


富澤 経裕 経理長

「聞く力:心を開く35のヒント」阿川佐和子 文藝春秋
インタビューアーとしての経験を通して、著者の人と話す際の考え方を分かりやすく提示して います。患者の話を聞くことが大事な薬剤師には良いガイドブックだと思います。

「楽園のカンヴァス」原田マハ 新潮社
大富豪の屋敷にかかる1枚の絵。その真贋判定を迫られた二人の若き研究者。期限は7日間。自分の「眼」と「心」だけを信じた真贋鑑定はどのような結論を導くのか。


金子 利雄 図書館長 / 英語研究室

「医者の涙、患者の涙」南淵明宏 新潮社
医療人として、患者の涙から何を学べるかによって、その後の人生は変わります。薬剤師になる皆さんにも読んでいただきたい一冊です。

「熱く生きる」天野篤 セブン&アイ出版
日大医学部を卒業後、どこの医局にも属さずに腕を磨き、天皇陛下の心臓バイパス手術を執刀したプロフェッショナルな生き方、情熱を将来の薬剤師人生に生かせれば幸いです。


草間 國子 先生 / 生化学研究室

「困ってるひと」大野更紗 ポプラ社
難病と戦う日々を悩むだけでなく、相対化できる人間力に脱帽させられます。薬を取扱う人たち必読の書です。“本当に困っているひとにより添えますか、貴方は”

「夜と霧」ヴィクトール・E・フランクル著 池田香代子訳 みすず書房
一生に一度は読んでほしい本です。重い本ですが,生きる希望を与えてもらえる筈です。「それでも人生にイエスと云う。」

「天皇と東大」1巻~4巻 立花隆 文藝春秋
明治維新から太平洋戦争へと至る過程で、東大を中心としたアカデミアの人々や果たした役割と過ちが詳しく述べられている。

「創薬が危ない:早く・安く・安全な薬を届けるドラッグ・リポジショニングのすすめ」水島徹 講談社
所謂2010年問題を超えて日本の薬業界が進んでゆく上で、既存薬のもつ隠されたもう一つ(以上)の薬理効果を見つけるという重要かつコロンブスの卵的創薬論。

「沈みゆく大国アメリカ」堤未果 集英社
オバマケアがアメリカにもたらしたのは貧しい人でも医療が保障されている我が国とは全く異なる現実だった。がん治療は自己負担(破産に至る)安楽死は保険適用、信じられますか。


松﨑 桂一 先生 / 生薬学研究室

「巴里に死す」芹沢光治良 勉誠出版
サナトリウムで療養する女性の告白で話は流れる。そこにある様々な愛情に感銘を受ける。絶版となっていたにもかかわらず、理由は忘れたが酒の席で「読んでみてください」と友人に渡した本。当然、手元に戻ることなく数年が経ち、古本屋で偶然見つけて感激した。多くの文豪が絶賛した芹沢の文学の傑作。2012年に復刻。

「縮図」徳田秋聲 徳田秋聲記念館
徳田秋聲未完の長編小説。花街に生きる女性の半生が綴られている。強さは見習うところがある。ついでと言ってはなんだが、金沢の東廓を訪れてはいかがでしょう。

「人形の家」イプセン 岩波書店
ストーリーは現代にもありそうだが、主人公ノラの心の変化を感じてもらいたい。

「グスタフ・マーラー:現代音楽への道」柴田南雄 岩波書店
ちょうど生誕150年、没後100年に当たる時に復刻。巷で溢れているマーラーの音楽の原点を見ることができる。入手できるかわからないが、彼の妻、アルマ・マーラーの「グスタフ・マーラー:愛と苦悩の回想」(中央公論社)も合わせてどうぞ。


村山 琮明 先生 / 分子細胞生物学研究室

「理科好きな子に育つ ふしぎのお話365: 見てみよう、やってみよう、さわってみよう 体験型読み聞かせブック」自然史学会連合監修 誠文堂新光社
39の学会の集まった自然史学会連合の先生方の話を聞いて書いた本です。子供向けですが大人も十分楽しめます。私自身も知らないことが多くありました。

「わたしと小鳥とすずと」金子みすゞ JULA出版局
「わたしと小鳥とすずと」という題の詩の「みんなちがってみんないい」は有名です。生物の多様性や複雑な現代に生きる個々の人々を思うと含蓄のある言葉です。著者の人生とともにこの言葉をかみしめて生きて行きたいと思います。

「ブラジル:この興味あふれる国」宮治誠 文芸社
千葉大学真菌医学研究センターのセンター長をされた宮治誠先生の最後の遺稿です。ブラジルの裏も表も先生の独自の語り口で書かれていて、読ませます。興味がある人は「カビ博士奮闘記―私、カビの味方です」も読んでみてください。


張替 直輝 先生 / 薬品分析学研究室

「嫌われる勇気 : 自己啓発の源流「アドラー」の教え」岸見一郎、古賀史健 ダイヤモンド社
タイトルでは孤高の人を目指す本に見えますが、アドラーの心理学の本です。私は物事の変化には要因や原因があり、人の変化(例、怒りや悲しみ)でも同様と思うことがあります。しかしこの本では人の変化は何らかの目的を達成するためにあるとしています。納得できない所もありますが、新しい視点で人間関係や生き方を見つめ直すのも良いかもしれません。


大場 延浩 先生 / 病院薬学研究室


「知ろうとすること。」早野龍五、糸井重里 新潮社
何かを科学的に明らかにするということに触れるきっかけとなるかもしれない。


中島 理恵 先生 / 薬事管理学研究室

「佐賀のがばいばあちゃん」島田洋七 徳間書店
お金はなくとも心は豊か。読み終わった後、とことん前向きになれる一冊です。

「和菓子のアン」坂木司 光文社
進路に迷った主人公が、ひょんなことから飛び込んだ和菓子の世界。和菓子が食べたくなること間違いなし!

「深夜特急〈第一便〉黄金宮殿」沢木耕太郎 新潮社
70年代にバックパックでアジアからシルクロード、そしてヨーロッパまで旅した作者の壮大な旅行記。

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