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学部説明会・模擬授業【学校単位】【訪問型】もしくは【来場型】



日本大学薬学部はキャンパス見学の他に、ご依頼のあった高等学校等に対して学部説明会や模擬授業を実施しています。
模擬授業をご希望の高等学校等は、以下の「模擬授業一覧」から講義科目を選び、申込書(Excelデータ)に必要事項を記入の上、薬学部教務課へお申し込みください。
準備に時間を要しますので、おそくとも実施希望日の1か月前までにご依頼ください。

令和6年度 日本大学薬学部模擬授業一覧

分類 講義科目 講義内容 専門分野
1 薬剤師 臨床現場の薬剤師 病院や調剤薬局の薬剤師業務の実際とその業務遂行に必要な知識と技術(薬学部での学び)を紹介します。 医療薬学
2 薬剤師 感染対策 コロナ禍(COVID-19)では大変な時期を過ごしました。もう同じような感染症が流行らないことを願うばかりですが、これまでの歴史を振り返ると願いが叶うことは難しい印象です。ただ、願っているばかりではこれまでと変化がありませんので、次の感染症が来ないことを願いつつも、普段から感染症に関する知識をつけておくことが必要ではないでしょうか。感染症に罹(か)らないように、感染症かも?と思った時の対応についてお伝えします。 感染制御
3 薬剤師 みんな知ってた? 
薬剤師の未来図大捜索!
みなさんが想像する薬剤師はどこにいますか?薬局?病院?それともドラッグストア?
みなさんが想像する薬剤師は何をしていますか?薬を取りそろえる?薬の説明?
これまでの薬剤師のイメージが大きく変わる⁉
様々な「ヒ・ミ・ツ」を紐解きながら、これからの薬剤師の未来図を一緒に捜索していきましょう。
社会薬学
4 薬剤師 学校薬剤師の仕事 皆さんは学校薬剤師を知っていますか?学校薬剤師は日本独自の制度ですが、この制度ができたきっかけには悲しい事件があります。この授業では、まず学校にはなぜ薬剤師が必要なのかを学校薬剤師の歴史とともにお話しします。また、学校薬剤師の仕事は普段なかなか見えにくいですが、皆さんが思っている以上に色々な仕事をしています。“縁の下の力持ち″な学校薬剤師の活躍や、最近学校薬剤師が力を入れている「薬の正しい使い方」の教育活動について、クイズを交えて楽しくご紹介します。 社会薬学
5 薬剤師 薬剤師のアンチ・ドーピング活動 オリンピックでも話題になっている有名選手のドーピング違反ですが、多くのドーピング違反は薬によるものです。また、ドーピング違反には風邪薬などをうっかり飲んでドーピング違反とされてしまう場合もあります。薬剤師は、薬や健康の専門家として、ドーピング違反を防止する役割があり、日本では多くの薬剤師がアンチ・ドーピングのエキスパートとしてスポーツファーマシストの認定を取り活躍しています。この授業では、薬剤師によるアンチ・ドーピング活動についてご紹介します。 社会薬学
6 研究者 学術論文とは・・・?科学論文の読み方と書き方について 研究者が発見した事実は、世界中の人々と共有することなしでは、自分の業績として認めれることはありません。また、その発見を自分だけのものとしていたならば、科学の進歩や発展に繋がることもありません。学術論文は、この研究成果を文章でまとめて、世界に発信したものです。読者に誤解のないように研究内容を伝える必要があるため、一定の形式や型で書かれていることが多いです。本講義では、高校生でも科学論文を読み解くコツとなるこの型についてわかりやすく解説いたします。 薬理学・神経化学
7 研究者 大学で行う基礎研究を基に薬を開発しよう! 大学で行っている基礎研究がどのように「すくり」の開発に役に立っているのかを、難治性の神経変性疾患である筋委縮性側索硬化症(ALS)を取り上げて、概説いたします。 薬理学・神経化学
8 科学分析 薬の安全を守る分析化学 日頃使っている薬を安心して服用できるのは、検査によって薬の安全が守られているからです。この検査に関わる学問が分析化学です。高校までに学習した化学の中には分析化学でも役立つ内容もあります。高校までの知識を少し発展させて、薬の量を量ったり、薬に紛れ込んだものを調べるなど、薬学の分析化学に触れて見ましょう。 分析化学
9 科学分析 レギュラトリーサイエンスを支える薬学の分析化学 レギュラトリーサイエンスとは、「科学技術の成果を人と社会に役立てることを目的に、根拠に基づく的確な予測、評価、判断を行い、科学技術の成果を人と社会との調和の上で最も望ましい姿に調整するための科学」とされています。つまり、医療、医薬品の品質、食の安全、地域の保健衛生など皆さんの生活に関わる所に、研究成果を活かす試みが進められています。その中には、分析法の開発や分析技術を利用した危険物質の探索などがあります。この講義では、分析化学の食の安全への関わりを中心に紹介します。 分析化学
10 がん がんの成り立ちと要因 日本人の2人に1人が「がん」にかかると言われています。何故これだけ多くの人が、がんにかかるのでしょうか?この授業では、がんがどのようにできるのか、がんの原因は何か、がん患者が多いのは偶然か必然かを説明し、がん大国・日本について考えましょう。 腫瘍生物学
11 薬学の広さ 人工知能が変えるクスリの未来 クスリはすべてのひとで等しく効果を発揮し、副作用がないことが理想です。しかし、新型コロナウイルスのワクチンでは、副反応が出ないひとがいる一方で、数日間の発熱や倦怠感を訴えるひともいます。
 ワクチンは数回接種すれば終わりですが、病気をもった患者は、毎日、朝昼晩とクスリを服用します。また抗がん薬などは分子量が大きく構造式も複雑です。このようなクスリでは、効果や副作用の個人差が大きくなってしまうことがあります。
どうしたら1人1人に合わせたクスリができるのか?
 私は人工知能に着目した研究を実施しています。
 授業では人工知能の歴史・概要、人工知能を用いた最先端の医療への取り組み、未来の薬剤師と人工知能の関わりについて紹介します。
薬物動態
12 薬学の広さ ヒトを悩ますカビ・酵母の起源を探る 地球上で大繁栄し昆虫に次ぐ多様性を誇るカビや酵母ですが、ヒトの体や生活環境に棲みつくことができた種は限られています。その理由に迫る研究はカビや酵母が引き起こす感染症を制圧することにも繋がります。そのため、生物学の様々なアプローチで敵(?)をしるための研究が進められています。嫌われ者の辿ってきた道や生き様を基礎生物学的面から分かりやすく紹介します。 真菌学
13 薬学の広さ 真菌を愛するこころ 真菌はいわゆるキノコ、カビ、酵母といわれる真核微生物です。高校生物では地球上における炭素や窒素の循環を担う分解者として学ぶことが多いですが、薬学では水虫菌のような病原菌や新しい薬の探索源となる化合物をつくる菌として重要です。高校生物ではあまり語られない真菌の生物学的な魅力を分かりやすく説明します。 真菌学
14 薬学の広さ 植物と菌の切っても切れない関係 陸上植物の多くは菌と共生しています。今、その共生関係を農学、薬学などの様々な分野で利用することで、持続可能な産業技術の開発が進められています。 植物系統分類学・天然物化学
15 薬学の広さ 神経難病はタンパク質の病気? 認知症をはじめとする神経難病の患者さんの脳内には「タンパク質のゴミ」が多くたまっています。本講義では正常なタンパク質がゴミに変化する仕組みやタンパク質のゴミを標的とした治療法開発の最前線について紹介します。 タンパク質科学・病態神経科学
16 薬学の広さ 女性の健康 女性は、性ホルモン量の増減に伴い、「思春期」「成熟期」「更年期」「老年期」の4つのライフステージに分けられ、各ステージにおいて月経に関する悩みや更年期障害など、様々な健康問題を抱えています。本講義では、現代女性が悩む健康問題、その原因となり得る生活習慣(栄養、運動)や社会背景、さらに女性の健康問題に対する国内外の取り組みについてご紹介します。 健康科学
17 薬の成り立ち 抗生物質をつくる微生物たち 人類が初めて手にした抗生物質は、フレミングが発見したペニシリンですが、その後臨床に用いられている抗生物質の多くは放線菌によって作られています。では放線菌はどのような生物なのでしょう。放線菌は土壌に生育する細菌ですが、他の細菌とは様々な点で異なります。また抗生物質とはどの様な薬なのでしょうか。また、どのように人々の生命を救ってきたのでしょうか。この講義では、放線菌の不思議と抗生物質の多様性を紹介します。 天然物化学
18 薬の成り立ち 植物園とくすりの始まり 薬学部には植物園があります。皆さんの憩いの場となっている市中にある植物園とは大きく異なります。いくつかきれいな花を咲かせる植物もありますが、花が咲かない(本当は咲いているけれど)、見た目が美しいとは思えない(よく見ると美しいです)植物もあります。なかには少し怖い植物もあります。その様な植物を展示している薬学部の植物園は薬の成り立ちと関係があります。薬学における植物園の役割と薬の始まりを紹介します。 薬用植物学・生薬学
19 薬の成り立ち 薬学の世界における化学: 感染症治療薬・痛み止め・抗がん剤 薬学には化学が深く関わっている。この講義では、感染症治療薬・痛み止め・がん治療薬の発見やワクチンについて化学の視点で考えます。併せて、新型コロナ感染症の治療における薬剤師の活躍について紹介します。 医薬品化学
20 薬の成り立ち 身の回りにあるものの合成に使われている化学の技術 化学反応を利用することで、現代社会における生活に必要な物質が多く作られています。この講義では、いくつかの触媒の効果について紹介し、実際に応用されている例を紹介します。 医薬品化学
21 薬の成り立ち 温故知新の創薬〜草花からのヒント〜 身の回りにある草花は、心や目に癒しを与えてくれるだけでなく、時には薬に姿を変えて、私たちの心身を癒してくれます。本講義は、植物を用いた伝統医学・伝承医学、植物から開発された医薬品をご紹介します。 植物系統分類学・天然物化学
22 薬の効き方 がん治療薬 がんの治療法には、手術・放射線治療・薬物治療・遺伝子治療などがあります。この中で、薬学部では薬物治療について多く学びます。がんの薬物治療は80年近い歴史があり、古くから使われている抗がん薬から、近年に流行りの分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害薬と呼ばれる薬まであります。この授業では、このようながん治療薬の違いについて分かりやすく説明します。 腫瘍薬学
23 薬の効き方 薬と遺伝子 薬の効き方や副作用の出現は個人個人で差があります。この差は性別や年齢などによって引き起こされますが、その要素の一つに遺伝子があります。遺伝子が薬にどのように関わっているかを紹介します。 医療薬学
24 薬の効き方 アルツハイマー病に効く?薬とは アルツハイマー病の発症メカニズムと現在使用されている治療薬の作用機序について説明し、今後必要な新薬開発の可能性についても紹介します。 薬理学・神経化学
25 薬の効き方 薬はなぜ効くの?-身近な薬から読み説く薬理学- むし歯の治療や市販の塗るタイプ痛み止めなどに使われる局所麻酔薬を取り上げて、大学で学ぶ「薬理学」の一端を紹介します。薬剤師国家試験の問題についてもチャレンジします。 薬理学・神経化学
26 薬の特性 体の中の薬の動き(適用部位からの経路と投与剤形) 薬が体の中で効果を発揮するためには、投与(適用)された部位から、まず血液中に運ばれなければなりません。しかし、薬が血液中に辿り着くためには、多くの難題が待ち構えています。幸運にも、その難関をすり抜けた薬が体中を行き来することができる血流に乗ることができたとしても、行く手を阻む障害が数多く存在しています。例えば、体の中から薬を消失させる肝臓や腎臓にも行き渡るからです。体の中で薬の効果が発揮されるためには、必要な量がきちんと運ばれなければ治療ができません。「体の中に入ってくる量」と「体の中から出ていく量」の絶妙なバランスによって、血液中の薬の濃度が時々刻々と変化します。それは、薬の効果にも影響し、また投与(適用)する薬の量によっても、望ましい効果となるか望ましくない効果(副作用)になるかも変わってきます。この講義では、薬が体にとって「望ましいもの」となるか「望ましくないもの」となるかを、「体の中の薬の動き」からわかりやすく概説します。 生物薬剤学・製剤学
27 薬の効き方 体の中で薬はどうなるのか? 薬学部で学ぶ学問のひとつに、「薬物動態学」があります。薬物動態学は、体内に入った薬物はどうなるのか探求する学問です。薬の効き方には個人差がありますが、個人差の原因の一部は薬物動態によって説明することができます。この講義では、身近な薬物であるエタノールを例に、薬学部で学ぶ薬物動態学を紹介します。 臨床薬物動態学
28 薬の効き方 薬の効果を予測する 多くの薬物は、血液中の薬物濃度が高濃度になると副作用が現れ、低濃度では効果が現れないと考えられています。このような薬物では、適度に効果が発現する「有効血中薬物濃度」があり、血液中の薬物濃度が薬効の指標となります。病院で働く薬剤師が行う業務のひとつに、患者さんの血液中の薬物濃度を予測し、有効血中薬物濃度となるよう投与量を調節する「薬物治療モニタリング」という仕事があります。この講義では、病院で働く薬剤師の業務を紹介し、薬物治療モニタリングではどのように血中薬物濃度を予測するのか紹介します。 臨床薬物動態学
29 薬の特性 薬剤師はレオロジスト レオロジーとは、物質の変形と流動を扱う学問です。例えば、チューブから薬を絞り出す、指ですくう、皮膚に塗る、全ての動作はレオロジーに関係しています。この講義では、レオロジーについてわかりやすく紹介します。 薬品物理化学
30 薬の特性 新しい皮膚適用製剤の開発 皮膚に適用する製剤には、クリーム剤やゲル剤などがあります。有効成分が皮膚から吸収されやすい新しい製剤の開発について紹介します。 薬品物理化学
31 薬の情報 薬に関する情報の探し方とその読み方 薬に関する多くの情報から、適切な情報を探し出し、内容を吟味することについてご説明します。 薬剤疫学
32 薬の情報 薬の使用と安全性について 医薬品は、その有効性が確認された後に販売されますが、安全性に関する情報は十分ではない場合もあります。薬の使用と安全性との関連についてどのように検討するかについて、ご説明します。 薬剤疫学

学部説明会・模擬授業(出張講義)の実績

学部説明会 模擬授業
訪問 受入 訪問 受入
令和5年度 23校(Web 2校) 6校 11校 2校
令和4年度 25校(うちWeb 3校) 3校 15校 1校
令和3年度 18校(うちWeb 5校) 0校 9校(うちWeb 3校) 1校
令和2年度 5校(うちWeb 4校) 0校 4校(うちWeb 3校) 0校
令和元年度 25校 6校 7校 5校
  • 訪問:ご依頼のあった高等学校等へ本学部の担当教員が訪問
  • 受入:ご依頼のあった高等学校等の生徒や先生方が本学部へ来校

令和5年度

分類 講義科目 講義内容 担当者
薬剤師 臨床現場の薬剤師 病院や調剤薬局の薬剤師業務の実際とその業務遂行に必要な知識と技術(薬学部での学び)を紹介します。 岸川 幸生
薬剤師 学校薬剤師の仕事 皆さんは学校薬剤師を知っていますか?学校薬剤師は日本独自の制度ですが、この制度ができたきっかけには悲しい事件があります。この授業では、まず学校にはなぜ薬剤師が必要なのかを学校薬剤師の歴史とともにお話しします。また、学校薬剤師の仕事は普段なかなか見えにくいですが、皆さんが思っている以上に色々な仕事をしています。“縁の下の力持ち″な学校薬剤師の活躍や、最近学校薬剤師が力を入れている「薬の正しい使い方」の教育活動について、クイズを交えて楽しくご紹介します。 中島 理惠
薬剤師 薬剤師のアンチ・ドーピング活動 オリンピックでも話題になっている有名選手のドーピング違反ですが、多くのドーピング違反は薬によるものです。また、ドーピング違反には風邪薬などをうっかり飲んでドーピング違反とされてしまう場合もあります。薬剤師は、薬や健康の専門家として、ドーピング違反を防止する役割があり、日本では多くの薬剤師がアンチ・ドーピングのエキスパートとしてスポーツファーマシストの認定を取り活躍しています。この授業では、薬剤師によるアンチ・ドーピング活動についてご紹介します。 中島 理惠
研究者 研究者の仕事について 薬学部の卒業生の中には様々な機関で研究者として働く人たちがいます。そんな人達がどのように私たちを取り巻く環境に貢献しているか、また、研究者になるための方法などについてわかりやすく紹介します。 戸塚 ゆ加里
科学分析 薬の安全を守る分析化学 日頃使っている薬を安心して服用できるのは、検査によって薬の安全が守られているからです。この検査に関わる学問が分析化学です。高校までに学習した化学の中には分析化学でも役立つ内容もあります。高校までの知識を少し発展させて、薬の量を量ったり、薬に紛れ込んだものを調べるなど、薬学の分析化学に触れて見ましょう。 張替 直輝
科学分析 レギュラトリーサイエンスを支える薬学の分析化学 レギュラトリーサイエンスとは、「科学技術の成果を人と社会に役立てることを目的に、根拠に基づく的確な予測、評価、判断を行い、科学技術の成果を人と社会との調和の上で最も望ましい姿に調整するための科学」とされています。つまり、医療、医薬品の品質、食の安全、地域の保健衛生など皆さんの生活に関わる所に、研究成果を活かす試みが進められています。その中には、分析法の開発や分析技術を利用した危険物質の探索などがあります。この講義では、分析化学の食の安全への関わりを中心に紹介します。 張替 直輝
がん がんの原因と予防 日本人の1/2が罹る病気である「がん」の原因とその予防についてわかりやすく紹介します。 戸塚 ゆ加里
薬学の広さ ヒトを悩ますカビ・酵母の起源を探る 地球上で大繁栄し昆虫に次ぐ多様性を誇るカビや酵母ですが、ヒトの体や生活環境に棲みつくことができた種は限られています。その理由に迫る研究はカビや酵母が引き起こす感染症を制圧することにも繋がります。そのため、生物学の様々なアプローチで敵(?)をしるための研究が進められています。嫌われ者の辿ってきた道や生き様を基礎生物学的面から分かりやすく紹介します。 廣瀨 大
薬学の広さ 真菌を愛するこころ 真菌はいわゆるキノコ、カビ、酵母といわれる真核微生物です。高校生物では地球上における炭素や窒素の循環を担う分解者として学ぶことが多いですが、薬学では水虫菌のような病原菌や新しい薬の探索源となる化合物をつくる菌として重要です。高校生物ではあまり語られない真菌の生物学的な魅力を分かりやすく説明します。 廣瀨 大
薬学の広さ 植物と菌の切っても切れない関係 陸上植物の多くは菌と共生しています。今、その共生関係を農学、薬学などの様々な分野で利用することで、持続可能な産業技術の開発が進められています。 髙宮 知子
薬の成り立ち 薬学の世界における化学: 感染症治療薬・痛み止め・抗がん剤 薬学には化学が深く関わっている。この講義では、感染症治療薬・痛み止め・がん治療薬の発見やワクチンについて化学の視点で考えます。併せて、新型コロナ感染症の治療における薬剤師の活躍について紹介します。 齋藤 弘明
薬の成り立ち 身の回りにあるものの合成に使われている化学の技術 化学反応を利用することで、現代社会における生活に必要な物質が多く作られています。この講義では、いくつかの触媒の効果について紹介し、実際に応用されている例を紹介します。 齋藤 弘明
薬の成り立ち 温故知新の創薬〜草花からのヒント〜 身の回りにある草花は、心や目に癒しを与えてくれるだけでなく、時には薬に姿を変えて、私たちの心身を癒してくれます。本講義は、植物を用いた伝統医学・伝承医学、植物から開発された医薬品をご紹介します。 髙宮 知子
薬の効き方 薬と遺伝子 薬の効き方や副作用の出現は個人個人で差があります。この差は性別や年齢などによって引き起こされますが、その要素の一つに遺伝子があります。遺伝子が薬にどのように関わっているかを紹介します。 岸川 幸生
薬の効き方 薬はなぜ効くの?-身近な薬から説く薬理学- むし歯の治療や市販の塗るタイプ痛み止めなどに使われる局所麻酔薬を取り上げて、大学で学ぶ「薬理学」の一端を紹介します。薬剤師国家試験の問題についてもチャレンジします。 小菅 康弘
薬の効き方 アルツハイマー病に効く?薬とは アルツハイマー病の発症メカニズムと現在使用されている治療薬の作用機序について説明し、今後必要な新薬開発の可能性についても紹介します。 小菅 康弘
薬の特性 体の中の薬の動き(適用部位からの経路と投与剤形) 薬が体の中で効果を発揮するためには,投与(適用)された部位から,まず血液中に運ばれなければなりません。しかし,薬が血液中に辿り着くためには,多くの難題が待ち構えています。幸運にも,その難関をすり抜けた薬が体中を行き来することができる血流に乗ることができたとしても,行く手を阻む障害が数多く存在しています。例えば,体の中から薬を消失させる肝臓や腎臓にも行き渡るからです。体の中で薬の効果が発揮されるためには,必要な量がきちんと運ばれなければ治療ができません。「体の中に入ってくる量」と「体の中から出ていく量」の絶妙なバランスによって,血液中の薬の濃度が時々刻々と変化します。それは,薬の効果にも影響し,また投与(適用)する薬の量によっても,望ましい効果となるか望ましくない効果(副作用)になるかも変わってきます。この講義では,薬が体にとって「望ましいもの」となるか「望ましくないもの」となるかを,「体の中の薬の動き」からわかりやすく概説します。 鈴木 豊史
薬の特性 脳への薬のデリバリー 薬は“諸刃の剣(もろはのつるぎ)”と言われます。つまり、一方では大きな治療効果が期待できる「主作用」がありますが、他方では必ずしも望ましくない症状を引き起こす「副作用」もあるということです。また、薬と毒は表裏一体であり、どんなに優れた効き目がある薬でも使用法や服用量を一歩間違えば、毒になり得ます。しかし、そう簡単に薬や毒が脳のなかに入ってしまっては困ります。私たちの脳には、血液の中に流れ込んできた薬(体から見れば異物)の侵入を制限する、防壁(バリア)が備わっています。このバリアは、脳のなかの細い血管を形成している内皮細胞膜同士がぴったり接着したような構造をしているので、血液の中に流れ込んできた薬が、この細胞の隙間(すきま)を通り抜けて、脳のなかに侵入することはできません。したがって、このバリアは、生体の情動をコントロールしている脳の細胞を守るための役割を担っています。この講義では,このバリアを克服しながらクスリを脳にデリバリーするための方法論についてわかりやすく概説します。 鈴木 豊史
薬の特性 薬剤師はレオロジスト レオロジーとは、物質の変形と流動を扱う学問です。例えば、チューブから薬を絞り出す、指ですくう、皮膚に塗る、全ての動作はレオロジーに関係しています。この講義では、レオロジーについてわかりやすく紹介します。 橋崎 要
薬の特性 新しい皮膚適用製剤の開発 皮膚に適用する製剤には、クリーム剤やゲル剤などがあります。有効成分が皮膚から吸収されやすい新しい製剤の開発について紹介します。 橋崎 要
薬の情報 薬に関する情報の探し方とその読み方 薬に関する多くの情報から、適切な情報を探し出し、内容を吟味することについてご説明します。 大場 延浩
薬の情報 薬の使用と安全性について 医薬品は、その有効性が確認された後に販売されますが、安全性に関する情報は十分ではない場合もあります。薬の使用と安全性との関連についてどのように検討するかについて、ご説明します。 大場 延浩

令和4年度

学年 演題 担当者
高校1年生 水溶性ビタミンの吸収に及ぼす食事の影響 鈴木 豊史
高校2年生 がんの原因と予防 戸塚 ゆ加里
高校2年生 クスリの効果を人工知能で予測する 辻 泰弘
高校2年生 衛生的な手洗い・軟膏剤の調剤・散剤の調剤 薬剤師教育センター
医薬品評価科学研究室
HLB法を用いたエマルションの調製 薬品物理化学研究室
日本薬局方収載医薬品アセチルサリチル酸(アスピリン)の合成を行い、有機化学の反応やそれら化合物の 精製法 について理解する。 薬品分子化学研究室
高校1年生 薬剤師が行う薬教育~薬の正しい使い方からアンチ・ドーピング活動まで~ 中島 理恵
高校1年生 薬の素を見つけよう!! 鈴木 豊史
張替 直輝
高校1年生 薬剤師が行う薬教育
~薬の正しい使い方からアンチ・ドーピング活動まで~
中島 理恵
全学年 薬学部のあらたな魅力 福岡 憲泰
高校2年生 神経難病はタンパク質病?~脳内にたまるタンパク質のゴミと病気の関係~ 徳田 栄一
高校1・2年生 臨床現場での薬剤師 岸川 幸生
高校1年生 温故知新の創薬 髙宮 知子
高校1・2年生 カビや酵母は敵か味方か?
~薬と真菌との関係を生物学の目で覗いてみよう~
廣瀨 大
高校2年生 がん治療薬の基礎 片山 和浩
高校2年生 病院で働く薬剤師は何をしているのか? 青山 隆彦
高校1・2年生 風邪症候群について 野伏 康仁
高校2年生 薬剤師≒魔女!?伝統的な薬物からの創薬について 矢作 忠弘
高校1・2年生 痛み止めが効く仕組みとは? 宮岸 寛子
高校2年生 医薬品情報の探し方・読み方 大場 延浩
高校1年生 くすりの素を見つけよう!! 在間 一将

令和3年度

学年 演題 担当者
高校1・2年生 薬剤師はくすりのセーフティマネジャー 鈴木 豊史
高校2年生 クスリの効果を人工知能で予測する 辻 泰弘
高校2年生 がんの原因と予防 戸塚 ゆ加里
高校2年生 痛み、痒みのしくみとその治療薬 宮岸 寛子
高校2年生 薬学の世界における化学: 感染症治療薬・痛み止め・抗がん剤 齋藤 弘明
高校1・2年生 藤の花は毒なのか?薬学で学ぶ正しいクスリの知識 矢作 忠弘
中学1年生~
高校2年生
最適な薬物療法を行うための薬剤師の役割 岸川 幸生
高校2年生 痛み、痒みのしくみとその治療薬 宮岸 寛子
中学2年生
  • 薬学の世界は広くて深い!
  • 「くすりと化学」
  • 「薬剤師のヒ・ミ・ツ教えちゃいます!」
  • 「神経難病はタンパク質病?」
  • 「新発想の「ぬり薬」の開発」
鈴木 豊史
三浦 基文
安部 恵
橋崎 要
徳田 栄一
高校2年生 がんは、どんな病気? 片山 和浩
高校2年生 がんの原因と予防 片山 和浩
高校2年生 最適な薬物療法を行なうための薬剤師の役割 岸川 幸生
高校1・2年生 「カラダのなかの血液の動き」、「簡単な統計要約」 辻 泰弘
高校生(全学年) 薬剤師≒科学者+医療従事者 三浦 基文
高校2年生
  • HLB法と呼ばれるエマルションの調製方法を用いたO/W型およびW/O型のエマルションの調製及び調製したエマルションの型の判別
  • 日本薬局方収載医薬品 アセチルサリチル酸(アスピリン)の合成を行い、有機化学の反応やそれら化合物の精製法について理解
医薬品評価科学研究室
病院薬学研究室
薬物治療学研究室
薬剤師教育センター
高校1年生
  • 軟膏の調剤体験
  • 散剤の調剤体験
  • 無菌調剤とは?衛生的な手洗い
病院薬学研究室
薬物治療学研究室
薬剤師教育センター
高校2年生 化合物のかたちと薬の関係 三浦 基文
高校2年生 知っておきたい「薬剤師の“見えない”仕事」 亀井 美和子
高校生(全学年)
中学3年生
地域医療の中での薬局の役割とは? 渡邉 文之
高校生(全学年) 最適な薬物療法を行う薬剤師の役割 岸川 幸生
高校2年生 科学で観るクスリ—自然からの贈りもの— 齋藤 弘明
中学1・2年生 水で簡単に洗い流せる軟膏を作ってみよう! 鈴木 豊史
中学2年生 水で簡単に洗い流せる軟膏を作ってみよう! 鈴木 豊史
高校2年生 医薬品情報の探し方・読み方 大場 延浩
高校2年生 アルツハイマー病 に効く?薬とは 小菅 康弘
高校2年生 薬剤師はレオロジスト! 橋崎 要
高校1・2年生 くすりは正しく使ってこそくすり! 安部 恵
高校生(全学年) くすりは正しく使ってこそくすり! 安部 恵
高校2年生 化学の視点で見たよく効くくすり 齋藤 弘明
高校2年生 くすりは正しく使ってこそくすり! 安部 恵
中学2年生 薬包紙を包んでみよう(薬学生が習う知識と技術をでんじゅします!) 鈴木 豊史

令和2年度

学年 演題 担当者
高校2年生 がんは、どんな病気? 片山 和浩
高校2年生 がんの原因と予防 片山 和浩
高校2年生 最適な薬物療法を行なうための薬剤師の役割 岸川 幸生
高校1・2年生 「カラダのなかの血液の動き」、「簡単な統計要約」 辻 泰弘
高校生(全学年) 薬剤師≒科学者+医療従事者 三浦 基文

令和元年度

学年 演題 担当者
高校2年生
  • HLB法と呼ばれるエマルションの調製方法を用いたO/W型およびW/O型のエマルションの調製及び調製したエマルションの型の判別
  • 日本薬局方収載医薬品 アセチルサリチル酸(アスピリン)の合成を行い、有機化学の反応やそれら化合物の精製法について理解
医薬品評価科学研究室
病院薬学研究室
薬物治療学研究室
薬剤師教育センター
高校1年生
  • 軟膏の調剤体験
  • 散剤の調剤体験
  • 無菌調剤とは?衛生的な手洗い
病院薬学研究室
薬物治療学研究室
薬剤師教育センター
高校2年生 化合物のかたちと薬の関係 三浦 基文
高校2年生 知っておきたい「薬剤師の“見えない”仕事」 亀井 美和子
高校生(全学年)
中学3年生
地域医療の中での薬局の役割とは? 渡邉 文之
高校生(全学年) 最適な薬物療法を行う薬剤師の役割 岸川 幸生
高校2年生 科学で観るクスリ—自然からの贈りもの— 齋藤 弘明
中学1・2年生 水で簡単に洗い流せる軟膏を作ってみよう! 鈴木 豊史
中学2年生 水で簡単に洗い流せる軟膏を作ってみよう! 鈴木 豊史



お問い合わせ

日本大学薬学部 教務課入試係 電話:047-465-8480



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